1995

MVP 武藤敬司

年間最高試合賞

田上明&川田利明 vs 三沢光晴&小橋健太/6月9日/日本武道館/世界タッグ選手権

最優秀タッグ賞
蝶野正洋&天山広吉
殊勲賞
田上明
敢闘賞
冬木弘道
技能賞
安生洋二
新人賞
田中正人/池田大輔
女子プロ大賞
神取忍
功労賞
星野勘太郎
特別大賞
新日本×UWFインター
全面対抗戦
10・9東京ドーム

寸 評

 武藤VS高田戦を頂点とする10・9とする東京ドーム決戦は、大会自体が〝ベストバウト〟に値する。選考委員の間から、期せずして声があがり『特別大賞』を大会を実現させた新日プロとUインターに贈っては? となり投票が行われ、16人が挙手。10・9は2大グランプリと同格の特別大賞と決まった。
 MVPも、10・9と全日の対決となった。10・9で高田を下し、IWGP王座を五度防衛、G1クライマックスも制した〝3冠王〟武藤と、3冠王座を保持し、チャンピオン・カーニバルと世界最強タッグ戦を制した三沢が推薦された。甲乙つけがたい活躍の2人だが、他団体のエースである武藤が、16対2で圧勝。MVPを初受賞となった。
 2大グランプリの争いが95年日本マット界を如実に物語っている。新日プロと全日プロ。伝統を誇る2大メジャーが、話題を独占した。

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  • MVPの武藤敬司ら
  • 武藤敬司
  • 川田利明、田上明VS三沢光晴、小橋健太
  • サムソン冬木
  • 安生洋二
  • 小橋健太
  • 神取忍
  • 和田貴広ら
  • (左から)高山善廣、安生洋二、山本喧一
  • LLPWの選手たち
  • サムソン冬木(右)と神取忍(左)、風間ルミら
  • ジャイアント馬場(右)と元巨人・国松彰
  • バトラーツの選手たち
  • ハヤブサ(右)と二子山親方
  • ハヤブサ(左)と田中正人
  • ハヤブサらFMWの選手、覆面はセクシー女優の小宮由貴子

[選考委員長]桜井康雄(東京スポーツ新聞社取締役編集局長)[選考委員]山本隆司(週刊プロレス編集長)/小佐野景浩(週刊ゴング編集長)/宮本久夫(デイリースポーツ)/川副宏芳(日刊スポーツ)/赤平隆(週刊ファイト)/福島則幸(内外タイムス)/菊池孝(プロレス評論家)/門馬忠雄(プロレス評論家)/加藤知則(東京スポーツ新聞社第二運動部部長)/堀内良夫(東京スポーツ新聞社写真部部長)/川野辺修(東京スポーツ新聞社第二運動部次長)/柴田惣一(東京スポーツ新聞社第二運動部主任)/平塚雅人(東京スポーツ新聞社第二運動部)/楠崎弘樹(東京スポーツ新聞社第二運動部)/高木圭介(東京スポーツ新聞社第二運動部)/米田和生(東京スポーツ新聞社写真部)/仙波宏一(東京スポーツ新聞社写真部)(順不同)

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  • ハヤブサらFMWの選手、覆面はセクシー女優の小宮由貴子
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