1998

MVP 小橋健太

年間最高試合賞

小橋健太 vs 三沢光晴

10月31日/日本武道館/3冠ヘビー級選手権試合

最優秀タッグ賞
スタン・ハンセン&ベイダー
殊勲賞
冬木弘道/武藤敬司
敢闘賞
秋山準
技能賞
永田裕志
新人賞
金丸義信
女子プロ大賞
神取忍
功労賞
豊登/ザ・グレート・カブキ/ミスター高橋
特別功労賞
アントニオ猪木
話題賞
アレクサンダー・大塚

寸 評

 小橋の熱血ファイトが2年ぶり2度目のMVPを呼び込んだ。「本命不在」とささやかれ、大混戦が予想された今年のMVP選考だったが、フタを開けてみれば1回目の投票で小橋が過半数の13票を獲得。次点(三沢7票)以下3選手を大きく離した。
 今年の小橋は決して順風満帆だったワケではない。1月に、いきなり世界タッグ王座から転落という不運のスタート。悲願のチャンピオン・カーニバルVも果たせず、6月の世界タッグ奪還戦でも敗北を喫するなど、小橋らしからぬ低迷が続いた。しかし、どんな逆境にも屈せず、どんな試合でも手を抜かないのがこの男の真骨頂。結果は出なくてもその評価が下がることがなかった。
 夏、炎の男は一気に逆襲に転じた。エースの三沢が5・1東京ドーム大会を最後に約3か月の長期休養へ突入。エース不在の全日マットを救ったのが、小橋だった。
 「今こそ三沢さんの代わりに自分らが頑張らなくちゃならない。若い世代が上へ行くのは今しかない」と、6・12日本武道館大会で川田を撃破し、1年5か月ぶりに3冠王座に復帰。その後、秋山(7・24日本武道館)、田上(9・11日本武道館)を退けてV2に成功。ベルトこそ失ったが、死力の限りを尽くした三沢との一戦(10・31日本武道館)がベストバウトに輝いた。6、7、9、10、12月と5度連続で日本武道館大会のメーンを務めた功績も見逃せない。
 全日マット改革を叫んで秋山との共闘を開始させるや、新人賞に輝いた金丸、志賀らが合流し『バーニング』がスタートした。『’98世界最強タッグ決定リーグ戦』決勝ではハンセン、ベイダー組に一矢報い、大逆転Vを決めたのは記憶に新しい。山あり谷ありの98年だったが、小橋は常に上だけを見続け、2冠を手中にした。

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  • MVPの小橋健太ら
  • 小橋健太
  • 三沢光晴VS小橋健太
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  • サムソン冬木
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  • 右から浜口京子、篠村敦子、池田美憂
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  • 小橋健太(左)と元巨人・土井正三
  • 小橋健太(左)と武藤敬司
  • 神取忍(中央)とLLPWの選手
  • 鶴見五郎(右)が小橋健太を祝福
  • 鶴見五郎(右端)ら

[選考委員長]桜井康雄(東京スポーツ取締役編集局長)[選考委員]芳賀章(東京スポーツ編集局次長)/堀内良夫(東京スポーツ写真部部長)/柴田惣一(東京スポーツ第2運動部次長)/寿浦恵一(東京スポーツ第2運動部主任)/平塚雅人(東京スポーツ第2運動部員)/楠崎弘樹(東京スポーツ第2運動部員)/初山潤一(東京スポーツ第2運動部員)/細島啓輔(東京スポーツ写真部員)/秋山直毅(東京スポーツ写真部員)/結城正(サンケイスポーツ)/佐藤彰雄(スポーツニッポン新聞社)/宮本久夫(デイリースポーツ東京本社)/山崎照朝(東京中日スポーツ新聞社)/桝田朗(日刊スポーツ新聞社)/福留崇広(報知新聞社)/小河原俊哉(内外タイムス社)/浜部良典(週刊プロレス編集長)/小佐野景浩(週刊ゴング編集長)/波々伯部哲也(週刊ファイト)/菊池孝(プロレス評論家)/門馬忠雄(プロレス評論家)(順不同)

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  • 武藤敬司
  • 永田裕志
  • 右から浜口京子、篠村敦子、池田美憂
  • 神取忍
  • ミスター高橋
  • アレクサンダー大塚
  • 永田裕志(左)とアレクサンダー大塚
  • 坂口征二(左)と真樹日佐夫
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  • 小橋健太(左)とサムソン冬木
  • 小橋健太(左)と元巨人・土井正三
  • 小橋健太(左)と武藤敬司
  • 神取忍(中央)とLLPWの選手
  • 鶴見五郎(右)が小橋健太を祝福
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