MVP 桜庭和志
- 年間最高試合賞
佐々木健介 vs 川田利明
10月9日/東京ドーム
- 最優秀タッグ賞
- 天山広吉&小島聡
- 殊勲賞
- 秋山準
- 敢闘賞
- 川田利明
- 技能賞
- 飯塚高史
- 新人賞
- 力皇猛/鈴木健三
- 女子プロ大賞
- 下田美馬
- 功労賞
- 小林邦昭/船木誠勝
- 特別功労賞
- ジャンボ鶴田/スタン・ハンセン
寸 評
今世紀最後のMVPには桜庭を筆頭に川田利明、天龍源一郎の全日勢、そして新日プロの佐々木健介の4人がエントリーされた。
日本マット界の天敵・グレイシー柔術を次々と撃破した桜庭だが、今年はこれまで総合格闘技の実績しかない。一方の全日と新日は夢の交流戦を実現させ、プロレス界を盛り上げた。
「桜庭はここまで5試合(年内あと2戦)だけ。全日本と新日本のワクを取り払ったのは川田であり、健介」「試合が多けりゃいいってもんじゃない。総合格闘技は一種の社会現象になった。時代には逆らえない」と意見は分かれた。
また、天龍は交流戦には直接からんでいないが、今年IWGPと3冠の両メジャー制覇をした前人未到の快挙をたたえる声もあり、MVPレースはPRIDE・桜庭VSメジャー連合軍というムードになった。
しかし、激戦が予想された投票は桜庭が15票、川田が3票、佐々木が2票、天龍2票ですんなりと決着。桜庭は昨年の技能賞から大きくジャンプアップし、一気にマット界の頂点に達した。
[選考委員長]桜井康雄(東京スポーツ取締役編集局長)[選考委員]武田友芳(東京スポーツ第2運動部部長)/堀内良夫(東京スポーツ写真部部長)/柴田惣一(東京スポーツ第2運動部次長)/楠崎弘樹(東京スポーツ第2運動部)/初山潤一(東京スポーツ第2運動部)/高木圭介(東京スポーツ第2運動部)/油浅健一(東京スポーツ第2運動部)/細島啓輔(東京スポーツ写真部)/荒牧徹(東京スポーツ写真部)/川田尚市(サンケイスポーツ)/佐藤彰雄(スポーツニッポン新聞社)/宮本久夫(デイリースポーツ東京本社)/山崎照朝(東京中日スポーツ新聞社)/山田準(日刊スポーツ新聞社)/福留崇広(報知新聞社)/樋口郁夫(内外タイムス社)/浜辺良典(週刊プロレス編集長)/金沢克彦(週刊ゴング編集長)/波々伯部哲也(週刊ファイト副編集長)/菊池孝(プロレス評論家)/門馬忠雄(プロレス評論家)(順不同)