MVP 三沢光晴
- 年間最高試合賞
三沢光晴&秋山準 vs 小橋建太&高山善廣
12月2日/日本武道館
- 最優秀タッグ賞
- 真壁刀義&矢野通
- 殊勲賞
- 棚橋弘至
- 敢闘賞
- 森嶋猛
- 技能賞
- 関本大介
- 新人賞
- B×Bハルク
- カムバック賞
- 小橋建太
- 特別功労賞
- カール・ゴッチ
寸 評
今年度のMVP選考でカギを握ったのは、12月2日に腎臓がんから復帰した小橋建太だった。今年は復帰戦1試合のみだったにもかかわらず、選考委員会では「1試合で一番プロレスのすごさを見せた」と小橋を推す声が続出。一方で「今年だからこそ小橋にあげたくない。1年間戦った人に」(内館特別委員)、「プロレスに命をかけることとスポーツの評価は違う」という反対意見も多くあり、激しい議論となった。
小橋以外にノミネートされたのはGHCを7度防衛した三沢光晴、G1を制しIWGP王座を獲得した棚橋弘至、現役3冠王者・佐々木健介、複数の団体で活躍した曙だった。1回目の投票は三沢14票、棚橋7票、健介2票、曙1票で、結局小橋も5票にとどまった。三沢と棚橋の上位2人による決選投票となり、三沢が18票を獲得。10票(棄権1)の棚橋は最終的にケガで欠場したことがネックとなり、1年間通して王座を守り抜き安定感抜群の三沢が、デビュー26年目にして初のMVPに輝いた。
[選考委員長]柴田惣一(東京スポーツ運動部専門委員)[特別選考委員]内館牧子(脚本家)[選考委員]米田和生(東京スポーツ写真部部長)/酒井修(東京スポーツ運動部部長)/木明勝義(東京スポーツ写真部次長)/平塚雅人(東京スポーツ運動部次長)/楠崎弘樹(東京スポーツ運動部主任)/初山潤一(東京スポーツ運動部主任)/高木圭介(東京スポーツ運動部部員)/小坂健一郎(東京スポーツ運動部部員)/山下康幸(東京スポーツ運動部部員)/大島啓(東京スポーツ運動部部員)/豊田泰基(東京スポーツ運動部部員)/岡宏信(東京スポーツ写真部部員)/菊池六平(東京スポーツ写真部部員)/松下知生(東京スポーツ電子メディア室専門委員)/水沼一夫(東京スポーツ電子メディア室)/川田尚一(サンケイスポーツ)/仁木弘一(スポーツニッポン新聞社)/藤澤浩之(デイリースポーツ社)/大西洋和(東京中日スポーツ)/来田岳彦(日刊スポーツ新聞社)/甲斐毅彦(報知新聞社)/海老沢義勝(内外タイムス社)/佐久間一彦(週刊プロレス編集長)/三田佐代子(サムライTVキャスター)/菊池孝(プロレス評論家)/門馬忠雄(プロレス評論家)/小佐野景浩(プロレスライター)(順不同)